2016年11月24日木曜日

木津川計12作目の新作・初演「『勧進帳』『封印切』江戸と大坂」

 木津川計の一人語り劇場の12作目の初演口演は週末27日(日)2時開演です。
 神戸元町3丁目の神戸凮月堂本店地下の凮月堂ホールは、木津川計の新作発表の場でもあります。
 日時:2016年11月27日(日)14時開演(開場は30分前)
 料金:前売・3000円 当日 3500円(全席自由)演目にちなんだ創作和菓子とお茶付です。
 主催:神戸芝居カーニバル実行委員会
 共催:神戸凮月堂
 チケット申し込みは、神戸凮月堂本店または090-1914-4907(中島)まで。26日までのご予約は前売り扱いとさせていただきます。

 今回の新作の見どころ、聴きどころは、江戸に育った歌舞伎は「荒事(あらごと)」と言い男性的勇壮を特徴とします。大坂で育った歌舞伎は「和事(わごと)」と言い女性的柔らかさを特徴としています。両都市の相違は舞踊では、江戸は動的な「踊り」、大坂は静的な「舞」に分かれ、美意識では、江戸の「粋(いき)」と大坂の「粋(すい)」にくべつされます。
 江戸弁と大坂弁の違いがそれぞれの芸能をどう際立たせたのか。荒事の『勧進帳』と和事の『封印切』を語り分けながら双方の言葉の特性をお聴きいただきます。